200Wリニアーアンプ
200W局への変更申請にあたり、自作のSSBトランシーバの出力20Wを200Wに増幅するリニアーアンプを作りました。
左側のメータは電流計です。その左のスイッチでアンプ1とアンプ2の電流を切り替え表示します。
右側のメータは高周波電力計です。その右のスイッチで進行波と反射波を切り替え表示します。
中央のスイッチで7MHzと21MHzを切り替えます
回路図
棚上部左がSSBのトランシーバでその右が200Wリニアーアンプです。
プッシュプルアンプ2台の出力を電力合成していす。
背面には入出力のM型コネクタとPTT入力と電源コネクタだけでシンプルです。
放熱器上のカバーの中にはファンが2ッ入っています。電圧を下げ回転音を極力下げています。
HFにはもったいないと思いましたが同軸リレーを奮発しました。
アンプの能力としては200W以上ありますが、20W入力で出力200Wとなるようにアンプの入力にアッテネータを入れました。
このためトランシーバとリニアーアンプ間のSWRが低くなるとともにアンプにも電力的余裕ができ両者に優しい設計となりました。
写真下の小型P板にバイヤス回路と5Vの三端子レギュレータがのっています。
写真上側のシールド板と筐体の間に7MHzと21MHzのローパスフィルタと電力合成回路が入っています。
左側が高周波出力電流の検出器です。
中央にプッシュプルアンプ2台が収まっています。