USBインターフェイス改良

MMTTY,MMSSTV,Digital Sound CWなどのフリーソフトが使用可能になる、
USBインターフェスを海保さん(JH1LMD)が設計しP板を含めてKITを配布しました。

PC側とRIG側とをアイソレーション(装置間のグラウンドを切り離す)し、雑音の混入防止を
図るとともにPCからUSB経由でRIGをコントロールするインターフェイスです。私もこのKITを組み立てました。

基本的には上手く動作しましたが、DSCW使用時に自分が打ったCW電文がPC画面に表示されないのに多少の不満を感じました。もし表示されればCW送信の練習時などに自分の打った符号が確認でき大変便利です。

この原因はTS950SDXの背面コネクター(ACC2)から出力されPCに送られるオーデオ信号(MANO)は一定出力が得られるメリットがありますが、受信信号のみでCWサブトーンがで出ないことによるものです。この代わりにRIGの
スピーカ出力をPCに送ると電文は表示されますが、受信時のボリューム操作によってPCへの音量が変動してしまいます。

そこでオーデオ発振器を組み込みキーイングに合わせて発振を断続し(CWサブトーンをI/F内部でつくり)PCのオーデオ入力に加えました。簡単な回路ですが上手く動作し自分の打ったCW電文がPC画面に表示されるようになり欧文や和文の練習に最適です。

背面パネル写真です。

前面パネル写真です。

サブトーン発振回路及びUSBインターフェイス回路

GO
無線に戻る
NEXT