指輪

指輪に溝を切るために小型のフライス盤と木工旋盤とを組み合わせた溝切り機を作りました。

木工旋盤には指輪の角度を決め固定できるように簡単な『位置だし盤』を取り付けました。

木工旋盤で指輪の縁などを削る場合バイトなどの刃物は使わず棒ヤスリを回転している指輪に押しつけ削ります。

また、磨きは細かい目のサンドペーパを押しつけて磨きます。

細かいほこりが出るのでフィルタ付きのファンを脇に置いてほこりを吸い取りながら作業をします。

外観です。

小型フライス盤のXYステージの上に小型の木工旋盤を取り付けています。

指輪は木工旋盤にセットされている円錐状の木の棒に指輪を押し込み固定します。
『位置だし板』の外観です。円盤の円周に15度ごとに付けた凹みをビスで押さえて指輪の位置を固定します。
加工前の指輪を固定した状態です。
指輪に掘る溝は狭いのでこんな直径の細いエンドミルを使用します。

 溝を切った指輪へ      表紙に戻る