P.C.音源


2005年頃、当時CDの数が増え置く場所に困っていました。パソコンショップをぶらぶら見ているとBeatJam(Music Server Eddition)というソフトが目にとまりました。

PCのハードディスクに音楽を記録し管理するソフトでした。取説に書いてあるそのソフトの機能は次の通りでした。

@音楽CD、パソコン内の音楽ファイル、音楽配信サイトから購入した曲、カセットレコーダなどのアナログ音源などから音楽データを取り込める。

A取り込んだ曲は、アーティスト名、アルバム名、ジャンルにより整理分類できる。

B聴きたい曲を選んで簡単に聴くことが出来る。また音楽にあわせた曲名とイメージ画像をディスプレーに表示できる。

Cウオークマンに曲を転送できる。

D音楽CDを作成できる。

GO BeatJam画面

早速購入し手持ちのディスクトップPCに250Gの内蔵ハードディスクを追加し使い始めました。

オーディオシステムの音源に使用するので音質を重視しデータ圧縮はせずにそのまま記録することにしました。


この頃はPCのD/A変換器を使用してPCのアナログ出力をオーディオアンプに入れていました。

その音質はCDプレーヤに比べ多少帯域が狭くなった感じがしましたが大して気になるほどではありませんでした。

数年後スピーカをグレイドアップしたのをきっかけに、もう一段の音質アップをねらって、USBデジタルオーディオプロセッサー(オンキョーSE-U55SX)を購入しました。

これは内部雑音の多いPC内部のD/A変換器を使用するのではなく、デジタルデータをそのまま光ケーブルで取り出し内部ノイズの少ないプロセッサの中の高性能D/A変換器でアナログに変換します。

これにより音質はCDプレーヤのものと区別できないレベルに改良されました。


最近、5000数百曲を記録した時点でPC内部に増設した250Gのハードディスクが満杯になりました。

そこで容量650Gの外付けUSBハードディスク2台を増設しバックアップを含めこちらに切り替えて使用しています。


このシステムを使用した感想は


@CDから音楽データの取り込み時(録音時)CDアルバム名や曲名、歌手名は手入力しなくてもインターネットから自動的に取り込みますので便利です。

A曲の管理が出来ているので、簡単に好きな曲だけのお気に入りファイルやCDが作れます。

例えば同じ曲を歌手や演奏を変えて集めるなど簡単にできる。これはアドリブの多いJAZZファンにはお勧め。ただしこのソフトは曲名での検索が出来ないのが最大のネックです。

B好きな曲をウオークマンに転送しておきカーステレオでの楽しんでいる。但しSONYのウオークマンの操作性は最悪。エンジンキーを入れ外部電源が入ると延々と内蔵ハードディスクが回り始め操作ができない状態が続きます。

Cアルバム名など文字が延々と続くリストから選曲するのは苦痛。特にクラシックは英文が多いので見にくい。選曲時ジャケットの画像もリンクできると楽しそうです。
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