電子ディスプレー


長男が鍼灸学校の講師をしながら鍼灸マッサージの治療院を横浜の白楽に開設することになりました。

なにかPRに使えるものはないかと秋月通商の広告を見ていると蛍光表示ディスプレーモジュールを見つけました。

336×24ドットで14文字表示できますので結構本格的に目を引きそうなので購入しました。


GO 電子ディスプレーの仕様

コントロールに使用するPCは、お蔵入りしていたRS232C端子付きのWindows95ノートパソコンをひっぱり出して使用しました。

ソフトはインターネットで見つけたハイパーターミナルの代替えソフト『RS232C』(フリーソフト:(有)ヤード・サービス)を使用しました。

通信プロトコルは下記のように単純でしたがデータフレームを作るのに2つの問題点があり大変苦労しました。


問題点1

メッセージ部は256バイト固定です。【漢字】という文字を表示する場合、一文字2バイトですので

2バイト×2文字=4バイトを除いた252バイトをFFで埋める必要があります。

多数のFを数えながらキーボードから打ち込むのは非常に苦痛で又良く間違えます。

データフレームを作るとき、Fの数を適当に入れたメッセージ部だけを先に作り、通信ソフトを走らせると

そのスッテプ数が表示されるので、512ステップになるようにFの数を調整すると簡単にメッセージ部が

作れました。


問題点2

SUMには16進で表されたアドレス、フレーム番号、コマンド、メッセージの全ての数値を16進数で加算する

必要があります。この例では

           フレーム番号       漢        字          FFが252個
16進           01        41、05      FA、05       FF×252
10進           01        65、02     250、05       255×252=64260 

10進数でのSUM=1+65+2+250+5+64260=64583
16進数で 64583はFC,47なのでこの値がSUM値となる。

インターネットの『関数電卓』を使用してこの計算を行いましたが非常に間違えやすく、この値が正しくないと

表示はまったく点灯しません。


GO 表示例

治療院の窓の内側に電子ディスプレーを取り付ける事にし、その脇に水彩画を展示するスペースももらいました。

夕方も目立つように水彩画を入れる額に照明を付けようと考え秋月通商で買った15cmの冷陰極蛍光管を

額の上下に取り付けました。

GO 冷陰極管取り付け


電子ディスプレーと照明付き額を組み合わせた最終的な姿です。

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