7MHz SSBトランシーバ

7,21MHz 2バンドSSBトランシーバを制作し使用して来ましたが、その過程で改良点もいくつかはっきりしました。しかしこのトランシーバは沢山の回路を詰め込みすぎて物理的に回路変更が難かしかったので新たに7MHzモノバンドのSSBトランシーバをメインテナンスしやすい筺体に組み込みました

ブロック図

GO

配線図

GO
電子回路を上からプローブで触れられるよう、上蓋方式の平たいケースを探しました。デンオンのアンプのジャンク品をハードオフで見つけケースと放熱器を流用しました。
アルミパネルの穴を隠すため両面銅はくガラスエポキシP板をアルミパネルに重ねて使用しました。
パネル加工が終わりVRなどの部品を取り付けている様子です。
DDS基板やロータリーエンコーダ、またそれらのコントローラなどノイズを出すデジタル回路はアルミのケースに収めシールドしました。
デジタルVFOとデジタル表示部分をパネルに取り付けた様子です。
Sメータは昔懐かしい丸型メータにするため、故障していた可動部を角型メータのものと苦労して入れ替えました。「花子」を使用し目盛りを描きました。
パワーユニットは出力50W程度の能力がありますが、今回は電源電圧の制限から10W程度になりました。
パンチングメタル部分がパワーユニットです。その下に
7MHz用3段ローパスフィルターがあります。

上から見た筺体に全ての回路を組み込んだ様子です。
メインダイヤルの左わきのスイッチはロータリーエンコーダのワンパルスで変化させる周波数を10Hz,100Hz,1000Hzと切り替えるスイッチです。また下のツマミは左から、マイクゲイン、AGCレベル(高周波感度)、電源スイッチつきボリュウームです。
比較したAGC回路です。左側のOPアンプを使用した回路を採用しました。
スタンドアロンで使用した様子です。
高周波1段中間周波3段シングルスーパで出力10Wのクリスタルフィルター方式のSSBトランシーバーとなりました。
シャックに収めた様子です。トランシーバの下の2つのメータの付いたユニットはトランシーバーの10W出力を100W程度に増幅するリニア―アンプです。
本機の右上に置いてあるのが定年記念に制作した1号機(7,21MHz 2バンドトランシーバ)です。
無線に戻る
無線に戻る
NEXT